今回は私が今現在気になっているヘルメットを紹介します。用途は主にキャニオニングです。
今使っているヘルメットが気づいたら5年くらい使っていてそろそろ新しいのが欲しいなと。今使っているのは軽いし、クライミングだけでなくホワイトウォーター、乗馬(乗馬はしませんけど憧れはある)、自転車の規格も通ってて色々なアクティビティに使えるからけっこう気に入っているんですが、デザインが飽きてきちゃって。色がホワイトだからわかりずらいというのもあるかな。
選ぶポイント
はっきりいって完全に好みかどうかがポイントではありますが、それだと迷っちゃうのでポイントをいくつか挙げて考えてみましょう!もちろん国際規格に適合しているもの。
カラー
これは完全に個人の好みです。私はなるべくシンプルなものが好きですね。単色か2色のシンプルな色使いで目立ちすぎない程度にロゴがあるみたいなのがいいかな。写真映えするカラーがおすすめ。もっと言うと他の装備の色と合わせてもいいかも。
形
これも個人の好みの部分が大きいです。今まで使ってみて、または他人が使っているのをみるとなるべくゴツゴツしていなく自然な丸みのあるシェイプが良さそう。GOPROなどアクションカメラのマウントを取り付けたいなら形もけっこう重要。取付位置によけいな凸凹があると面倒ですよ。
重量
重量はなるべく軽いものが良いです。が、軽ければ軽いほど壊れやすくなり取り扱いに気をつけなければいけないのでどのような用途で使うかを考えますね。私はアウトドアのツアーガイドで繁忙期は毎日のように使うので、いくら軽くても壊れやすいものはNGです。バランスですね。
Petzl 「シロッコ」
こちらは私の知る限り最軽量のヘルメット。驚きの170g(M / Lサイズ)。こんなに軽くて頭守れるの!?って思いますよ、これ。Petzl社は独自の基準TOP AND SIDE PROTECTIONを設けていて、トップだけでなくサイドからの衝撃も保護してくれます。これはすごく良さそう。キャニオニングに向いてますね。チンストラップにマグネットバックル採用していてこれも良さそう。
Petzl 「ボレオ」
こちらはPetzlのニューモデル「ボレオ」。重量は295(M / Lサイズ)。けして重くはないです。こちらもPetzl社は独自の基準TOP AND SIDE PROTECTIONでサイドからの衝撃も守ってくれます。以前のエリオスっていう同じ価格帯のモデルはTOP AND SIDE PROTECTIONがなかったんです。その弱点を改良した良いモデルですね。カラーバリエーションが豊富で選びやすい!自分の好きな色が見つけやすいかも!?ブルー、オレンジ、レッド、ホワイト、グレー。前年のモデルだとグリーンとピンクもありますね。値段もシロッコの半額ほどなのでコストパフォーマンス高そう。
Mammut 「ウォールライダーMIPS」
こちらはMammutのニューモデル「ウォールライダーMIPS」。重量は225g(M / Lサイズ)。これはかなり軽いですね。そしてMammut社独自のMIPS TECHNOLOGYが優れもの。衝突したときにヘルメットが少しスライドすることによって衝突の衝撃を逃がしてくれるのです。素晴らしい。あと、形がかっこいいんですよこれ、ツバついてるし。ウォールライダーMIPSモデルのカラーはホワイト / ブラックの1種類のみ。
まとめ
トータルバランスが良さそうなのはMammutの「ウォールライダーMIPS」ですね。うーん、欲しい・・・。ただ個人的にはカラーが地味すぎて。キャニオニングで写真映えするにはカラーがけっこう重要でもう少し目立つ色がほしいところ。
Petzl 「シロッコ」は装備の総重量を気にするエクスペディション向けに良さそう。実際かぶってみてもほんとに軽いし。
Petzl 「ボレオ」は通常のツアー用に買いたい。スペック的に通常ツアー用にほぼパーフェクトなんじゃないかな。
おまけ
実はこれも気になる。Edelrid「シールドⅡ」。これは形がすごく好き。常連のお客様にも勧めました。仲間のガイドが何人か使っているのを見てて一番かっこいいんですよ。ただサイドのプロテクションが弱そうなんですよねー。重量は274g。けっこう軽いです。カラーも豊富だしデザインも派手。新しいカラーのブラック / ライムグリーン?が気になります。
最後に
ヘルメットを買うときはできるかぎり試着しましょうね。頭の形によって合う合わないがあります。
私の場合、体のバランス的に頭は大きくみえないんだけど実際の頭のサイズはけっこう大きくて、ヘルメットをかぶると思っていたより頭がデカく見えたり、ヘルメットが頭に乗っかているように見えて変だったりとかあるんです。カラーもその色合わないとか言われちゃったり(笑)
ちょっとした悩み打ち明けちゃった。。。