今回はキャニオニングツアー会社の選び方です。キャニオニングツアーの予約をする際にかなり参考になると思います。
会社によってそんなに違う?
なかなか表現が難しい所でありますが、最終的には担当ガイドさんのホスピタリティと会社の方向性次第ではあります。参加してみないとわからないですよね。
しかし、ある程度ポイントを絞って見ていけば、後悔せずによりよいキャニオニング体験ができます。項目ごとに説明していきますので参考にしてください。
ホームページ
見やすいかどうか
今の時代、自社のホームページに力を入れていない会社は少し疑った方がいいです。変化を受け入れてどんどん良い方向に変えていこうとしている会社はホームページでわかります。
予約しやすいかどうか
ホームページから予約の流れも重要です。しっかりお客様の行動を考えている会社ならば予約確定までスムースに行けるはずです。逆に予約までの流れが悪い場合はお客様の立場になって考えられていない、つまりその会社のツアー自体もそういった不安がある可能性があります。
コース内容の記載
どのようなキャニオニングコースなのかが記載されているかによってその会社のキャニオニングに対する自信みたいなものがわかりますね。キャニオニングに自信を持っている会社であればしっかりと記載しているし、キャニオニングがメインでない会社の場合は説明自体がさらーっと流されていていきなり予約画面になっていたりします。
ツアー内容
ガイドレシオ
1人のガイドに対する参加者の割合です。キャニオニングの場合通常はは1:7もしくは1:8くらいです。多いより少ない方がツアーのクオリティが高い傾向にあります。1:10とかだとキャニオニングツアーとしては多すぎるので要注意です。
1ツアーの最大参加人数
1ツアーで最大何名まで一緒に参加するのか。理想は14名までですね。人数が多ければ多いほどクオリティが下がります。特に、集合・着替え等のキャニオニング以外の場面での待ち時間に影響します。
対象年齢
これ実はけっこう重要。見逃しやすいです。なぜかというと個人個人の能力や環境などによって物事の感覚が違うからです。例えば小学低学年と高校生が同じ1mの落差のジャンプをして同じ満足度が得られるでしょうか?おそらく多くの場合は小学低学年にとって大きなチャレンジですが高校生にとっては簡単すぎて退屈です。
参加条件で小学生~となっている場合は子供から大人までミックスのツアーなので要注意です。
写真
写真はツアー代金にどこまで含まれているかしっかり確認してください。写真はツアー代金に含まれているのか、販売なのか。販売の場合はグループの人数×¥1,000が良くある販売方法です。代金に含まれている場合でも1枚だけ無料でそれ以外は販売なんてこともあります。
自分のカメラをツアーに持ち込むことも可能ですが、キャニオニング中に写真を撮ることはけっこう難しいことも覚えておいてください。慣れているガイドの方が確実に良い写真を撮ってくれます。
レンタル
レンタル品の内容を確認しましょう。ほとんどの場合ツアー代金ににレンタルも含まれていますが、たまにシューズだけ持参又は別途レンタル料がかかる場合もあります。
ツアー時間
ツアー時間の長さを考えてください。単純に短ければ遊ぶ時間が短いです。基本的には長い方が良いですね。注意点として集合時間とツアー時間の長さは比例しないので集合時間で決めないように。
値段と含まれるもの
ツアー会社によって同じ半日ツアーでも¥1,000~¥2,000価格差があります。しかし写真、レンタル、ツアー時間の長さといった内容を細かく考えると価格差がほとんどない場合が多いです。
ガイド
所持資格
日本にキャニオニングのガイド資格は特にないのであまり関係ないです。ただCIC(世界キャニオニング協会)ガイドが所属している会社の方がロープ系のキャニオニングが得意な傾向にあります。
言語
日本人なら日本語、日本語以外なら英語で対応してくれるところがベストと思いますが、ある程度コミュニケーションがとれればペラペラでなくても全然オーケーです。ツアーが楽しいかどうかは言語よりも楽しませようとしてくれるガイドの姿勢の方が関係してきます。
その他
オプション
キャニオニング以外のことも考えている場合は次の事もチェックしておいた方がよいです。
- BBQ、ランチなど食事が食べられるオプションや施設があるのか。
- ラフティングなどほかのアクティビティも体験できるのか。
- 宿泊施設もあるのか。
プランにもよりますが、すべてその施設で済むのならそれがベストです。地方の場合ご飯を食べに行こうとしてもけっこう遠かったり、営業時間が短かったりします。コンビニに行こうと思っても車で10分かかるとか普通ですからね。
まとめ
単純に値段だけで決めないようにしましょう。色々調べることによって結果的に安く済むこともよくあります。
最近だとGoogleの口コミも非常に参考になるでしょう。不正やお金で解決できないようになってきて本当に良いものが評価されるようになっています。