キャニオニングの楽しみ方の種類

今回はキャニオニングの楽しみ方のスタイルについてです。

目次

キャニオニングの楽しみ方について

キャニオニングと言っても実は色々な楽しみ方があります。現在私が考えるに大きく分けて2カテゴリーあります。

  • レジャー要素の強いアクティビティキャニオニング
  • 冒険要素の強いエクスペディションキャニオニング

どのようなスタイルなのか説明していきます。

レジャー要素の強いアクティビティキャニオニング

体験型アウトドアアクティビティとしてガイドツアーに参加する楽しみ方です。ほとんどの方がこの楽しみ方ですね。コースを熟知しているツアーガイドが同行してくれるので安全面や装備などを参加者は考えなくていいので非常に参加しやすいです。

内容

日本ではスライダーやジャンプをメインとしたキャニオニングツアーが多いでしょう。理由は非常にわかりやすく誰もが楽しみやすいからです。ジャンプやスライダーの大きさはおおきくても落差10mの範囲内でしょう。

ロープを使って滝を下っていくのもキャニオニングの楽しみの一つで、多くの場合はツアーガイドがロープをコントロールして参加者を下降させます。ガイドがコントロールしてくれるので安心感がありますね。

ハイキングは多くて30分以内で、体力的にも一般的な大人が参加できるくらいのコース設定がされています。

滝つぼに向かってジャンプ

魅力

安全面をツアーガイドが確保してくれるので安心して遊べることが大きな魅力です。滝つぼの中に危ないものはないかとか飛び込むには浅すぎないかとかを気にせずに大自然の中に入っていき心から楽しめます。日常でも周りを気にせずに遊べるってなかなかないです。ガイドツアーの大きな魅力ですね。ただ危険なことももちろんありますのでガイドの指示は必ず聞いてください。

また旅行の中の一つのアクティビティとして参加できるので他の観光も楽しめますね。

地域のホテルや旅館とキャニオニングツアー会社が提携していることもありますので宿泊パックで探せばよりお得に楽しめます。

冒険要素の強いエクスペディションキャニオニング

経験者やエキスパートのみのエクスペディションスタイルの楽しみ方。自分たちですべて計画・準備を行っていくキャニオニングです。中々少ないですがキャニオニング経験者限定でエキスパート向けのツアーを開催しているツアー会社もあります。

内容

すべての計画・準備を自分たちで行います。場所の選定・利用確認、道路状況の確認、天候の確認、ロープ・ファーストエイドキットなど装備の準備、スケジュール・行動プランの作成など専門知識がないとできないことばかりです。

滝の大きさや移動距離などはコース設定によりますがガイドツアーでは体験できないような巨大な滝や圧倒的な景色を体験できる場所に行くこともあります。例えば落差100mの滝を下降したり、断崖絶壁に囲まれた渓谷の中へ入っていったり。ハイキングはコースによりますが1~2時間歩いて登るなんてことは普通にあります。

エキスパート向けのツアーの場合、計画・準備はツアーガイドがやってくれますが、ツアー参加者もただ参加するだけではなく、行動食・非常食の準備、長時間の行動に耐えうる体力や経験が必要です。

遠征でのワンシーン。素晴らしい水の透明度。

魅力

このエクスペディションのキャニオニングはより冒険的要素が強いことが魅力です。ジャンプしたいとかスライダーしたいではなく、渓谷を下って行くことを純粋に楽しむスタイルですね。その下降の一つの手段としてジャンプやスライダーなどを楽しみながら下って行く形です。

自分たちで考えて渓谷を冒険していくと非常に大きな達成感があります。また確実に新しい挑戦や見たことのないような素晴らしい景色があるので大自然の素晴らしさを大きく感じます。

最近だと日本人の方でも日本、台湾、ニユージーランドなどでキャニオニングのエクスペディションを敢行している方々がいます。内容が凄すぎて別次元ですね。私にはまだまだ真似できない凄まじいレベルです。

自分の場合

私の場合はキャニオニングツアー参加経験がなく、いきなりツアーガイドの練習生としてキャニオニングをスタートしました。

アウトドアガイドとしてキャニオニングを覚えたので、参加者として色々なキャニオニングツアーを楽しんでみたかったなーとも思いますね。

エクスペディションキャニオニングも何回か経験して、色々失敗もしながら様々な挑戦ができキャニオニングを通じて色々な経験ができたなとも感じています。

まとめ

キャニオニングは年々アウトドアアクティビティとして人気が出てきており、知名度も上がってきていて日本各地でキャニオニングツアーが楽しめるようにもなってきてました。

またエキスパート向けのキャニオニングツアーに参加できるほどのアマチュアキャニオニアも増えてきており、私としてはとても嬉しいです。

個人的にはアマチュアキャニオニア向けの講習会を開いて、キャニオニング仲間を増やしたいなと考えているところです。

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この記事を書いた人

キャニオニングをメインにアウトドアガイドをしています。

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